広島県立上下高等学校
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学校長挨拶-平成29年4月-      

 平成29年4月
            広島県立上下高等学校第26代校長 貞井俊哉

上下高等学校のホームページにアクセスしていただき,ありがとうございます。

 本校は,世界遺産石見銀山と銀の積出港がある瀬戸内海をつなぐ街道沿いに江戸幕府の天領として栄えた上下町にあり,大正9年6月に設立された広島県甲奴郡立実科高等女学校及び同年11月に設立された広島県甲奴郡立第一高等実業補修学校を前身とし,創立97周年を迎える歴史と伝統のある高等学校です。
 
 「真善美 −大いなる未来のぞまむ−」の校訓のもと,かつては1000名近い生徒が学んでいましたが,時代の趨勢から,現在は1学年1クラスの小規模校となりました。しかしながら,本校は小規模であることをメリットととらえ,コンパクトハイスクールとして様々なことにチャレンジしています。

 たとえば学習面では,平成27年度から「広島版『学びの変革』アクションプラン」推進に向けて「主体的・協働的な授業づくり 〜課題発見・解決学習を通して」をテーマに研究を進め上下高校版の授業づくりが完成しつつあります。また,本年度は,地域に学び地域に貢献する内容に全面的にリニューアルした「総合的な学習の時間(きずな創生学)」の完成年度に当たります。他にもグローバル社会における生きる力の育成を目指した毎年3名の中国人研修生受け入れは15年も継続する取組です。さらに少人数ながらも,野球部,卓球部,陸上競技部が好成績を挙げているだけでなく,特に昨年度は書道部,美術部,演劇部等の文化部が大活躍してくれました。

 特筆すべきは,本年度から学校設定教科「デュアル総合」を開設することです。これは生徒の意欲・態度や勤労観・職業観の確実な育成を目指すとともに,高度な実務的職業能力を身に付けさせ,卒業後,広く社会で活躍する人材を育成することを目的としています。このデュアルシステムは,広島県内の公立普通科高校では初めての導入となります。このような様々な特色を打ち出す中で,平成29年度入試から県外から生徒を募集する「全国募集」もスタートさせました。

 平成273月,間もなく創立100周年を迎える本校を,さらにその先の100年を見通して支援しようという思いを込めて,「上下高等学校200年の会」が発足しました。そして同年10月には,その「200年の会」設立による「天領あやめ塾」がスタートし,20名余りの生徒が“第2の学び舎”で主体的・協働的に学び学力を伸ばしています。スタディサプリを活用したこの学びは,『AERA(平成28314日号)でも紹介していただきました。

 このような取組の中で,平成26年度は山口大学に1名,一昨年度は県立広島大学に2名,昨年度は県立広島大学に1名合格するなど着実に進学実績を重ねています。また地域の方の信頼を回復した証しとして,生徒数は89名となりました。

 地域に愛される高校,上下になくてはならない高校,地域の発展に貢献する高校として果敢に挑戦し続けて参りますので,今後とも本校への御支援・御協力を賜りますよう,お願い申し上げます。

広島県立上下高等学校

〒729-3431
広島県府中市上下町上下566

TEL 0847-62-2171